スト6をキーボードでマスターまで遊んだ感想を書いています。遊んでいて感じたキーボードのメリットやデメリット、筆者が使用しているキー配置などを紹介。キーボードでスト6を遊ぶ際や、デバイス選びの参考にどうぞ。
目次
キーボードを続けた所感を書いていきます
前回の記事で、キーボードのファーストインプレッション的なことを書いたんですが、あれから何だかんだでマスターまで続け、キリが良いのでより詳細にキーボードのメリット・デメリットを紹介したいと思います。
使用キャラはクラシック春麗、キーボードは「RAZER HUNTSMAN MINI」を使用、レバーレスの経験は無し、格ゲーは10年ほど前にKOFメインで遊んでいた、というのが筆者のスペックです。スト6で格ゲーに復帰してキーボードで遊ぶか迷っている方には特に参考になるかなと思います。
キーボードのメリット
キー配置の自由度が高い
アケコンと違ってボタンを増設する必要もなく自由にキー配置できるのが便利です。スト6の場合、ゲーム内だと記号キーの割り当てができませんが、デバイス管理ツール側で記号以外の適当なキーを設定しておけば、制限なく配置を調整できます。
余談ですが、グラブルVSRのOBTでは制限なく記号キーも設定できました。スト6も十分キーボードで遊びやすい設計になっていると思いますが、今後色々な格ゲーでキーボード操作がしやすく調整されていくと個人的には嬉しいです。
22コマンドが出しやすい
これはレバーレスにも言えることだと思いますが、22コマンド(天翔脚)はレバーと比べると圧倒的に出しやすいです。「キーボードに慣れるために難しめのキャラを使いたい」という理由で春麗を選びましたが、天翔脚についてはむしろ楽できてます。前回の記事でも書きましたが、22コマンド同様、ステップ等の同じキーを連続で入力する操作は全般的に優秀です。
ちなみに、天翔脚は「2→ジャンプ(弾き)→キック」という入力でも出せますが、キーボードの場合はスペースが弾きづらいというか、弾いてもストロークの問題でそこまで速くない気がしてます。
圧倒的コスパ
個人的なキーボード最大のメリットはコスパの良さです。格ゲーだけではなくPCのあらゆる操作ができるキーボード、あまりにも強すぎる。格ゲーを突き詰めて遊ぶなら話は別ですが、「ちょっとオンライン対戦してみたいなあ」ぐらいならキーボードでも何も問題を感じなかったので、迷っている方はぜひ。
キーボードのデメリット
右手の親指が使えない
アケコンの場合は、攻撃ボタン上段に人差し指から順に添えて、下段左のボタンに親指を添えるのがオーソドックスな配置かなと思いますが、キーボードの場合は使わないキーが邪魔過ぎて右手親指が使えませんでした。
強いて言えば気分でスペース(ジャンプ)を右手親指で押す程度で、それ以外は使う場面がなくプレイしてて損してるなあ、と感じました。一応、要らないキーを外せばいけなくはなさそうですが、普段使いのキーボードで遊ぶならハードル高いですね…。
キーが深い
キーストロークの話ですが、アケコンのボタンより押し込まれる長さが深く、操作してて疲労感があったり、キーを離したあとの定位置に戻るまでの速度で、もしかしたら特有のミスが生じているかもな、と感じました。キーを離したつもりが離せていない、などですね。
私が下手なだけの可能性、また、キーボードの種類によっては気にならない点かもしれませんが、個人的には違和感を覚えました。
オフラインには向かない
前述の通り、記号キーの設定はキーボード側のキー配置を変更する必要があり、その場合自宅環境と全く同じ設定でプレイするのは難しいです。また、オフラインの場合は2人同時にキーボード操作ができない問題もあります。
筆者のキーバインド
キー | 操作 |
---|---|
U | 弱P |
I | 中P |
O | 強P |
J | 弱K |
K | 中K |
L | 強K |
; | 中P+中K(パリィ) |
N | 弱P+弱K(投げ) |
左ctrl | 強P+強K(インパクト) |
A | 左移動 |
D | 右移動 |
S | しゃがみ |
スペース | ジャンプ |
参考程度に私が使っているキーバインドの紹介です。「;」に関してはゲーム内で設定できないため、デバイス管理ツール側で記号以外のキーを割り当ててください。
最近、EX天翔をパナす時に同時押しできてないことがあり、H辺りにK同時押しを設定しようかと思っています。その他、おすすめの設定があったらぜひ教えてください。
まとめ
今回はスト6をキーボードでマスターまで遊んだ感想、メリット・デメリットについて紹介しました。PCゲーマーの友達が「スト6やりたいんだけど、PADにするかレバーにするかレバレスにするか迷ってるんだよねぇ」とか言い出して、メチャクチャ高いデバイスを買いそうになっていたら「一旦目の前のキーボードでやったら?」と言うぐらいにはキーボードおすすめです。
「オフ大会に出たい!」など”高み”を目指している方なら100%レバーレスを買った方が良いと思いますが、そこまでではなくて、かつ「PADたけぇ、アケコンたけぇ」と感じている人は迷わずキーボードを使いましょう。