CanvaのAI画像生成を使ってブログのヘッダー画像などを作ってみました。横長の画像を作るのは少々難点がありますが、使い勝手はかなり良いです。CanvaのAI画像生成を使う前の参考になれば幸いです。
目次
Canvaとは?
画像生成AI搭載のグラフィックデザインツール
まず、Canvaについて軽く紹介します。Canvaは誰でも簡単にグラフィックデザインを作成できるオンラインツールです。数多くのテンプレート、写真、アイコン、フォント、カラー、レイアウト、背景などの機能があり、オリジナルなデザインを作成できます。
そんなCanvaにはAIによる画像生成機能が搭載されています。オープンソースの「Stable Diffusion」が使用されていて、Stable Diffusionを触ったことがある方だったらお馴染みの、Text 2 Image(テキストから画像生成)で画像を生成できます。
プロンプトが日本語に対応している
Stable Diffusionのプロンプト(テキスト)は、英語にしか対応していませんが、Canvaの画像生成AIは日本語にも対応しています。普段、日本語を使っているなら、Stable Diffusionよりも直感的に画像生成ができるかもしれないですね。
早速ブログのヘッダー画像を作ってみる
1.アプリのText to Imageを選択
Canvaのワークスペースを開いたら、左側メニューの「アプリ」内に「Text to Image」があるのでクリックしましょう。
2.イメージに近いテキストを入力
テキストボックスに生成したい画像のイメージに近いテキストを入力します。複数のテキストを入力する場合は、カンマで区切りましょう。入力が完了したら、画面下部の「イメージを作成」をクリックすると、上記のように4枚の画像を同時に作成します。4枚同時にだいたい10秒くらいで生成できるので便利です。
画像サイズは指定できない
これが使っていて残念だった箇所なんですが、画像サイズの指定はできません。正方形、横長、縦長のざっくりした縦横比しか選べないので、今回作成しているブログヘッダーのような極端な横長や、縦長のデザインは正直使いにくいです。
3.画像をキャンバスに合わせて調整
画像をキャンバスに合わせて調整します。今回は横長過ぎてどうしても収まらない箇所があったので、「ビル群かな…?」と思ってもらえるように調整して上記に落ち着きました。
4.文字と素材を入れて完成
最後に文字と適当な素材を入れて完成です。画像生成から文字入れまで一括でできるのはとても便利でした!
まとめ
というわけで、今回はCanva搭載のAI画像生成を使って、ブログヘッダー画像を作成してみました。画像サイズが設定できない点は残念ですが、1つのツールでオリジナルのデザインを完成まで持っていけるのは非常に快適です。
テキストが日本語に対応している点や、UIが分かりやすい点などは、Stable Diffusionよりもとっつきやすいと思うので、「試しにAIで画像生成してみたい!ついでに文字入れとかもしたい!」という方にはおすすめです。ご拝読ありがとうございました。