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【Midjourney】Niji5の使い方!自分をキャラクター化してみた【にじジャーニー】

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今回はMidjourneyのアニメイラスト特化モデル「Niji5」を使い、自分をキャラクター化してみました。Midjourneyの始め方やNiji5の設定方法、ギャラリーから出力した画像を消す方法などを紹介しています。Midjourney、Niji5を使う際の参考にどうぞ。

Midjourneyの始め方

  1. Discordをインストール
  2. 公式サイトの「Join the Beta」をクリック
  3. Midjourneyのコミュニティから招待されるので承諾

Midjourneyを使ったことがない方向けに、Midjourneyの始め方をざっくり紹介します。使ったことがある方は飛ばしてOKです。

と言っても難しい導入手順はなく、Discord(ゲーマー御用達のコミュニケーションツール)をインストールして、公式サイトの「Join the Beta」をクリック。するとMidjourneyのコミュニティから招待がくるので承諾したら準備完了です。

Niji5の使い方

今回はMidjourneyのコミュニティではなく、自分で立ち上げたサーバーにbotを追加する方法から説明します。公式のチャンネルで画像を作成しても問題はありませんが、他のユーザーも絶え間なく作成しているため自作の画像を見失いやすい、仮に自分の写真などをアップロードする場合気まずくない?って理由です。ちなみに、私はブログで使うアイコン用画像の出力のため、自身の写真を使ってみます。

補足ですが、公式チャンネルで出力した画像を見失った場合は、ディスコ画面右上の受信ボックスから探せます。ただ、その操作も煩わしいと思うので、自分だけで使えるサーバーを立てることを推奨します。

1,サーバーの作成方法

ディスコサーバー追加

サーバーの追加は画面左下の「+」ボタンからできます。ボタンを押したら「オリジナルを作成」→「自分と友達のため」と選択し任意のサーバー名を設定しましょう。サーバー名やアイコン等の設定は後からでも変更できるので一旦適当でもOKです。

2,作成したサーバーにMidjourneyBotを追加

bot追加

サーバーを作成したら、一度Midjourneyのコミュニティに戻ります。次に画面右側のメンバーリストからBotを右クリックしてプロフィールを開きましょう。Botアイコンの右側にある「サーバーに追加」ボタンをクリックし、先ほど作成したサーバーを選択すれば追加完了です。

サーバーを確認し、「あ!野生のMidjourney Botが飛び出してきた!」のようなメッセージが出力されていたら追加できています。これで自作のサーバー上でMidjourneyの機能が使えるようになりました。

3,Niji5を設定する

setting

Botを招待したチャンネルで「/setting」と投稿してください。これは、設定画面を出力するコマンドです。設定画面が開いたら「Niji version 5」を選択しましょう。

4,画像をアップロード

画像をプロンプトに含めたい場合はアップロードしましょう。投稿フォームの左側にある「+」ボタンを押すか、直接ドラッグ&ドロップするかでアップロードできます。画像が必要ない場合、この作業は飛ばしてOKです。

私の場合は、自分をキャラクター化したいため、自身の写真をアップロードしました。

5,プロンプトを入力

「/imagine」と入力するとプロンプトを記述するフォームが出てきます。画像のURLをプロンプトに含める場合は下記の形となります。

画像のURL,テキストプロンプト,パラメータプロンプト

「テキストプロンプト」は、画像のイメージを制御するプロンプトです。例えば「笑っている少女」を出力したいなら「girl,smile」みたいな感じですね。「パラメータプロンプト」はアスペクト比や品質などを制御するプロンプトです。例えば「–aspect 3:2」なら3:2の画像を出力します。

プロンプトについて詳しく知りたい場合は、下記のクイックスタートガイドをご確認ください。パラメータプロンプトに関しては、「User Guide」の「Parameters」に記載があります。

クイックスタートガイド(公式)

画像のURLを入力する時は、
画像をドラッグして入力欄にドロップすると楽だよ。

6,いざ出力

誰?

「…誰?」というツッコミは置いておいて、プロンプトが完成したら、エンターキーで投稿しましょう。暫く待っていると画像が4枚出力されます。

画像下のU1~U4のボタンで高解像度の画像を出力。V1~V4のボタンで選んだ画像のバリエーションが新たに作成されます。例えば、4枚目(右下)の画像のバリエーションを出力したいなら「V4」を選択します。ここまでがNiji5の設定と出力までの基本的な流れです。

今回、私は考えるのが面倒だったのでパラメータプロンプトは無し、あとは自分をサイボーグ化したかったので「cyborg」っていうプロンプトで出力してみましたが、目付きが悪い所以外は実物の1億倍かっこよくしてくれましたね。ありがとうMidjourney。でもごめん、世間様に嘘ついてるみたいでアイコンには使えないや…。

お前は誰だ!!!

出力時にエラーが出て使えない場合

有料会員ならすぐに使える

サブスクしてね

いざ出力しようとしたら上記のエラーが出ることがあると思います。「需要あり過ぎて今は無料会員だと使えないから、サブスクするか明日また試してね」って表記の通り、すぐに使いたいなら有料会員になるしかありません。

有料会員に登録する場合は、「/subscribe」のコマンドを打って出てきたURLを開いてください。「ベーシック」「スタンダード」「プロ」の3つのプランがありますが、試しに使ってみたい程度ならベーシックで良いでしょう。

Midjourneyのギャラリーから画像を消す方法

たぶん私みたいに自身をキャラクター化したは良いものの、何か恥ずかしい気持ちになってギャラリーから消したいって人もいると思うので、最後にその方法を教えます。ちなみにギャラリーには公式サイトの右下にある「Sign In」から入れます。

消し方は至って簡単です。botが出力した黒歴史に対してカーソルを合わせ、ポップアップメニューから「リアクションを付ける」を選択。そして「:x:」のリアクションをしましょう。

するとギャラリーから跡形もなく消すことができます。また、プロプランのステルスモードを使えば完全に非公開で画像を出力可能です。

まとめ

今回はNiji5の使い方をご紹介しました。試しに自分のイラストを作ったは良いものの、ちょっと使いづらかったですね。あと一応の補足ですが、現時点だとMidjourneyは有料会員でないと出力した画像を商用利用できないのでご注意ください。

ちなみに、Stable Diffusionでもi2iを使えば、自分の写真をもとにキャラクター化は可能です。ただ、上手くプロンプトやモデル、Denoising strength等を調整しないとNiji5みたいな絶妙なバランスの画像は出力できないので、画像AI初心者の方は気軽に楽しめるNiji5をおすすめします。

SD産の画像。知らないおっさんが
肩こり解消マシーンでリラックスしてるよ。

今回は以上です。ご拝読ありがとうございました。

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