今回はChatGPTの新機能を利用申請する方法を紹介します。web上のデータを参照できる「ブラウジング」やノーコードでプログラミングができる「コードインタープリタ」、サードパーティプラグインなど、様々な新機能の実装が予定されています。ChatGPTの新機能をいち早く利用したい場合の参考にどうぞ。
目次
有料ユーザーは一部の新機能が解放済み
現在、ChatGPT PLUSに加入しているユーザーは、ブラウンジングと各種サードパーティプラグインが解放されています。ブラウジングを使いたい場合は「Browse with Bing」、サードパーティプラグインを使いたい場合は「Plugins」を選択しましょう。
なお、サードパーティプラグインを使うためには、Plugin storeでプラグインをインストールしたうえで、使いたいプラグインにチェックを入れる必要があります。
5月13日に告知された
2023年5月13日にOpenAIの公式ツイッターとリリースノートにて、全有料ユーザーを対象に、ブラウンジングとサードパーティプラグインが使えるようになると告知がありました。
ウェイトリストに登録
ChatGPTの新機能をいち早く利用するためには、ウェイトリストに登録する必要があります。ただし、登録したら必ずしもすぐに使えるわけではありません。徐々にアクセスできるユーザーを増やしているため、リストに登録したうえで気長に待ちましょう。
登録の手順
- 名
- 姓
- メールアドレス
- 居住国
- プラグインに関するフィードバックを提供するか
- ユースケースや新たなプラグインの構築に対する要望
- プラグインをどのように使用したいか
- ChatGPTの使用方法
- 興味があるプラグイン
上記の項目を入力して「Join waitlist」ボタンを押したら完了です。「プラグインをどのように使用したいか(How do you want to use plugins?)」で、「プラグインの構築がしたい」を選択した場合は、追加項目に答える必要があります。
ウェイトリストの優先順位を上げる方法
有料版の「ChatGPT Plus」に登録すると、優先的に新機能を利用できます。無料版でもウェイトリストへの登録はできますが、より早く新機能を試したい場合は、有料版に切り替えましょう。
初期搭載が予定されている新機能
OpenAIが開発したプラグイン
ブラウジング
ブラウジングは、ChatGPTがweb上のデータを参照できる機能です。つまり、2021年9月以降の情報や、リアルタイムの情報を出力できます。AutoGPTが話題になった当初に、「ChatGPTと違って実際に検索してくれるから便利!」と言われてましたが、この機能が実装されればChatGPTでも同じ使い方が可能です。
コードインタープリタ
コードインタープリタは、コードを書かずに自然言語でプログラミングができ、そして画像や動画の読み取りが可能です。例えば、アップロードした画像を分析してテキストにまとめる、動画を加工するなど、幅広い用途で使えます。
上記ツイートで紹介された使用例は必見!
マジですごいです。
サードパーティプラグイン
Expedia、FiscalNote、Instacart、KAYAK、Klarna、Milo、OpenTable、Shopify、Slack、Speak、Wolfram、Zapierのプラグインが作成されています。例えば、Expediaのプラグインでは、旅行先の状況や観光スポットなどのデータをもとに、自身の興味に合わせた計画を提案してくれます。
まとめ
今回はChatGPTの新機能がいち早く利用できるようになるウェイトリストと、初期搭載のプラグインを紹介しました。今後も様々なプラグインが公開されていくと思うので楽しみですね。
今回は以上です。ご拝読ありがとうございました。