雑記

相模原には住むな

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元市民としての体感と、犯罪統計・交通事情・基地問題などの客観的なデータをもとに、なぜ私が「相模原には住むな」と考えるのかを率直に書いてます。もちろん相模原に住む人を否定するつもりは毛頭ないので悪しからず。

相模原には住むな

栃木県上三川町で起きた強盗殺人事件をめぐり、報道では、相模原市の16歳少年が強盗殺人容疑で逮捕され、別の少年も相模原市内で緊急逮捕されたとしています。現時点ではあくまで容疑段階であり、そこは慎重に扱う必要があります。

それでも、元相模原市民としてこのニュースを見たとき、正直に言えば「ああ相模原ね」と納得してしまった自分がいました。

もちろん、相模原市に住んでいる人すべてが悪いわけではありません。真面目に暮らしている人、家族を守りながら働いている人、地域のために動いている人も当然います。この記事で言いたいのは「相模原市民は悪い人間だ」という話ではなく、相模原は、住む場所として積極的に勧められる地域ではないということです。

相模原は本当に治安が悪いのか

相模原の治安を語るとき、感情論だけで「治安が悪い」と言ってしまうと弱い。そこで、人口あたりの犯罪発生率で見てみます。

令和6年確定値の政令指定都市比較では、相模原市の刑法犯認知件数は4,209件、人口千人あたりの発生件数は5.82件です。これは20政令指定都市中、犯罪発生率が高い順で11位。大阪市、名古屋市、福岡市、神戸市などと比べれば低く、政令市全体で見れば中位です。

ただし、神奈川県内の政令市で比べると話は変わります。横浜市は人口千人あたり4.64件、川崎市は5.21件であるのに対し、相模原市は5.82件です。つまり、少なくとも令和6年の統計上、相模原市は横浜市・川崎市よりも人口あたりの刑法犯が多い街です。

全国平均と比べると、警察庁の令和6年統計では、全国の人口10万人あたり刑法犯認知件数は595.9件。相模原市の5.82件/千人は、10万人あたりに直すと約582件なので、全国平均より極端に悪いわけではありません。一方で、神奈川県全体は人口10万人あたり495.6件であり、相模原市は県平均より明確に高い水準です。

つまり、相模原は「全国最悪の治安」とまでは言えません。しかし、神奈川県内で見れば決して治安が良いとは言えず、横浜・川崎より人口あたりの犯罪発生率が高い政令市です。

さらに気になるのは、相模原市の刑法犯4,209件のうち、窃盗犯が3,297件を占めている点です。自転車盗も1,449件あり、単なる重大事件だけでなく、駅前、駐輪場、住宅地、商業施設周辺など、日常生活に近いところで起きる犯罪が目立ちます。これに関しては、実際に住んでいても体感できるぐらい多いなと感じました

これは、住んでいる人の体感治安に直結します。殺人や強盗のような重大事件が頻発していなくても、自転車盗、万引き、車上ねらい、住宅地周辺の窃盗が多ければ、街の空気は荒れて見えます。相模原に対して「なんとなく安心できない」と感じる人がいるなら、その感覚は完全な思い込みとは言い切れません。

「なんとなく荒い街」という感覚は、数字だけでは消えない

相模原に住んでいた頃、私はこの街に独特の荒さを感じていました。

都会ほど洗練されているわけでもなく、田舎ほど人間関係が温かいわけでもない。中途半端な郊外感、地元ノリの強さ、マイルドヤンキー的な空気、そして「ここで生まれて、ここで完結している」ような閉塞感がありました。

これは統計で完全に証明できる話ではありません。けれど、街の空気というものは確かにあります。駅前、夜の道路、コンビニ前、駐輪場、地元イベントの雰囲気。そういう日常の断片に、相模原特有の“荒さ”を感じる人は少なくないのではないでしょうか。

もちろん強調しておきますが、これは相模原市民全体を否定する話ではありません。

交通も街の構造も不便

相模原はよく「都心にも出やすく、自然もある」と紹介されます。たしかに、橋本、相模大野、町田寄りのエリアなどは便利です。ですが、それは相模原市全体の話ではありません。

相模原市自身も、人口が集積している地域では鉄道や路線バスがおおむね整備されている一方で、一部には公共交通の利用が不便な地域が存在すると説明しています。そのため、市は交通不便地域にコミュニティバスや乗合タクシーを導入してきました。

さらに、三ケ木より西の中山間地域では、令和9年3月末までに一部路線を残してバス路線の廃止が予定されており、市は乗合タクシーを活用した実証運行を進めています。

つまり、相模原は「車があれば便利」な街であって、「誰にとっても便利」な街ではありません。駅近に住めば家賃は上がり、駅から離れれば移動の自由度が落ちる。車社会的な郊外なのに、都市部のようなストレスもある。この中途半端さが、相模原の暮らしづらさの一つだと思います。

基地問題もある

相模原市には、今なお在日米陸軍のキャンプ座間、相模総合補給廠、相模原住宅地区の3つの基地が存在し、その面積は約429ヘクタールに及びます。市は、これらの基地が人口密集地に位置し、市民生活や計画的なまちづくりに大きな障害になっているとして、返還を求めてきました。

また、市は厚木基地に係る航空機騒音や、市内基地におけるヘリコプター騒音についても、市民生活に多大な影響を及ぼしているとして、解消に向けた取り組みを続けています。

これも、相模原に住むうえで軽視できない要素です。街の中心部に大きな制約区域があり、騒音問題もある。生活地として見たとき、大きなマイナスです。

結論:相模原は「わざわざ選ぶ街」ではない

相模原には良いところもあります。家賃が比較的抑えられるエリアがあり、自然もあり、駅を選べば都心アクセスも悪くありません。しかし、元市民としてあえて強く言うなら、今相模原を良くしようと頑張っている方々には申し訳ないのですが、私は相模原を積極的におすすめしません。

治安は全国最悪ではありません。そこは正確に書くべきです。けれど、相模原市は県平均より犯罪発生率が高く、横浜・川崎よりも人口あたりの刑法犯が多い。さらに、自転車盗や窃盗のような生活圏に近い犯罪も目立ちます。そこに、街の荒さ、交通の中途半端さや基地問題が重なります。

とくに子供がいて相模原への引っ越しをしようとしている人、頭に銃口を突き付けられてるとか、相模原じゃないといけない事情があるならしょうがないですが、私は本当におすすめしません。もちろん地域によるのは重々承知ですが、なんというかカラっとしていない、受け継がれてきた陰湿さを私個人は感じます。

おまけ

この記事を作成するにあたって、yahoo知恵袋で拝見した投稿の中から、解像度が高くて共感したものをいくつか紹介します。「こんなのどの地域にもあるでしょ」と思う人もいるかもしれませんが、相模原というか神奈川を離れ、今の土地に住み始めてからは、10年以上経った今でも、これらの投稿のようなネガティブな印象を抱いたことはありません。

相模原市なんかに越してしまいました

地元が嫌い。

相模原引っ越してきました

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