GoogleのAI検索機能「SGE」に画像生成機能が追加されました。現状は米国の英語版ユーザー向けに先行導入され、日本語版には未実装です。本記事ではGoogle公式ブログの情報をもとに、SGEにおける画像生成の基本機能を紹介しています。
目次
SGEとは
GoogleのAI検索機能
SGE(Search Generative Experience)は、Google検索結果の上部にAIが生成した回答を表示する機能です。2023年5月に米国ユーザー向けに試験導入され、日本語版の試験運用も8月から開始しています。
画像生成機能が追加
そして、10月12日のGoogleの公式ブログにてSGEに画像生成機能が追加されることが発表されました。今回も米国ユーザー向けに先行して導入、日本語版への導入タイミングは現状未定です。
SGEによる画像生成の基本機能
検索フォームにプロンプトを入力
公式ブログでは、「シェフの帽子をかぶって朝食を作っているカピバラの絵を描く」と検索フォームに入力すると、実際にカピバラの画像が4枚生成される様子が紹介されています。出力された画像はそのまま保存もできますが、さらにプロンプトの内容を編集することも可能です。
画像検索画面から生成もできる
画像検索結果にも画像生成機能が表示される場合もあります。例として「ミニマリストのハロウィーンのテーブルセッティング」と入力すると、検索結果一覧に『Create something new』と表記されたオプションが表示され、クリックするとAIによる生成が行われる場面が紹介されています。
この機能は「インスピレーションを探しているときに表示されるように設計されています。」とあるため、例えば具体的な地名など、普遍的なものを入力した時はオプションが表示されないと思われます。
まとめ
今回はSGEの画像生成機能について紹介しました。私の身の回りだと、意外と「AI?なんか凄そうだね」ぐらいの認識でそこまで興味を持っていない人もいるのですが、Googleのようなシェア率が非常に高い検索エンジンに生成AIが導入されていくと、やっと実際に使う人が増えそうだなあと思ってます。
今回は以上です。ご拝読ありがとうございました。