【Stable Diffusion】動画生成機能「Deforum」の導入方法と基本的な使い方

更新日：2023-06-12

Stable Diffusionの動画生成拡張機能「Deforum」の導入方法を紹介。使い方を簡単に紹介しているほか、動画生成に失敗する場合の対処方法にも触れているので、「Deforum」を導入する際の参考にどうぞ。

Deforumの導入方法

まずはメニューバーから「Extensions」を選択し、「Available」タブを開きましょう。タブを開いたら「Load from」ボタンをクリックしてください。

次に「Deforum」を検索してインストールしてください。インストールボタンはテーブルの右端に設置されています。

インストールが完了したら「Installed」タブを開き、「Apply and restart UI」をクリックしましょう。クリック後、web UIが再起動します。

再起動後、メニューに「Deforum」が追加されていたら成功です。

生成に必要なプロンプトを入力しましょう。行先頭の数字はコマの枚数で、例えば上記の画像であれば、0～30枚目までは”tiny cute bunny～”のプロンプトで生成されます。あらかじめサンプルのプロンプトがセットされているので、お試しで使ってみると面白いかもです。

プロンプトを入力したら「Generate」ボタンをクリックし、動画の完成を待ちましょう。生成が終わったら、最上部の「Click here after～」をクリックすれば動画のプレビューを閲覧できます。

完成した動画は、動画右下のメニューからダウンロードできます。

フレームごとのプロンプトは全て同じものを入力しています。動画右側の雲がもくもくとミニ羊に変化していくのが面白いですね。少々ブサイクですが…。

Deforum導入直後、生成が失敗した時に解決できた対処方法を紹介します。必ずしも同じ原因かは分かりませんが参考になれば幸いです。

プロンプトに改行は入れずに1行で入力するようにしてください。普段、プロンプトのジャンルごとに改行する癖があったので、最初は何が原因か分かりませんでした。

--no-half-vae

webui-user.batに上記のコードを追加しましょう。webui-user.batを右クリック、その他のオプションを表示から編集を選択し、「set COMMANDLINE_ARGS=」の後に追記して保存してください。

今回はStable Diffusionの動画生成拡張機能「Deforum」を紹介しました。最近、画像生成よりも動画生成の興味が強くなってきたので、今後も色々試していくつもりです。

今回は以上です。ご拝読ありがとうございました。

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